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2016年01月11日

大河ドラマ『真田丸』第1話の感想。

小説とTVドラマの一番の違いってなんだと思う?

それは「行間」だと思う。

小説は文章なので、情景や言葉、表情などをすべて書く。
「小鳥が飛んだ」ことを表現するのに、作家によって様々な表現が使われるのが小説。
ただ、なんらかの形で「小鳥が飛んだ」ことを書かないと読者には伝わらない。
つまり極めて簡単に言うと、小説の魅力は「どんな表現で『小鳥が飛んだ』ことを読者に伝えるか」にある。

一方TVドラマには「視覚」という大きな武器がある。
ナレーションやセリフに無くても、小鳥が飛んでいるシーンさえ流せば「小鳥が飛んだ」ことが視聴者に伝わる。
問われるのは演技力と演出力。いかに視聴者を引き込む芝居や演出ができるかで、そのためには極力言葉を省かなくてはならない。
それがTVドラマにおける「行間」である。
遠足のシーンで「今日は楽しい遠足だ♪」なんてキャストにしゃべらせるようなドラマは、総じて駄作である。

さて、大河ドラマ『真田丸』第1回である。

テイストは全体的に軽めだったけど、行間をうまく使い、登場人物を表現していた。
「大河に限らず、昨今のドラマは説明台詞が多すぎる!」
「小説じゃないんだから、もっと行間で魅せてよ!」
と常日頃憤っていた僕にとって、非常に嬉しい第一話だった。
徳川家康は爪を噛み、北条氏政は味噌汁ぶっかけご飯を食べるなど三谷幸喜さんらしいキャラ設定もバッチリ。

冒頭シーンで徳川家康軍に追われる信繁が、大阪の陣では家康を追い詰める!
信繁の成長の過程がどんな「行間」で語られるのか。
去年が去年なだけに(ゴメン)、今年は日曜20時が楽しみになった。

「人生とはタメとカタルシス」
けだし、名言である。

大河ドラマ『真田丸』第1話の感想。

真田丸 前編 NHK大河ドラマ・ストーリー

個人的には、
・『真田太平記』で信繁を演じた草刈昌雄が本作で父・昌幸を演じる。
・『武田信玄』で信玄の父信虎を演じた平幹二朗の子・平岳大が本作で信玄の子・武田勝頼を演じる
・『新選組!土方歳三最期の一日』で競演した山本耕史と片岡愛之助が石田光成と大谷吉継という盟友として再共演。
といった歴代大河とのリンクというオードブルですでに満腹になりそうだ。



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Posted by 金龍堂まるぶん店 at 16:11│Comments(1)ドラマ・映画の感想
この記事へのコメント
映像美しかったですね〜
オープニングの左官の壁も、
美しい!

テンポもカット割り、
コミカルな切り返し三谷ワールド最高♪
天地人、風林火山のテイストも幾つか見受けられました!今度は角度を変えて二回目見てみます 笑
Posted by ウケやん at 2016年01月11日 17:38
 
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