▲とある本屋のとある試み▲
興味深い記事を見つけました。
『【本好き】田舎にあるのに全国から注文が鳴り止まない本屋さん「いわた書店」(現在650人待ち) feelyより
北海道砂川市にある書店のとある試みが
大きく注目され全国から注文が殺到!
「ただいま650人待ち」という
猫の手のみならずシッポも貸してね、と
羨むばかりの大繁盛とのこと。
その試みとは、
一万円選書
「一万円選書」とは
店主がお客様に合ったオススメ本を1万円分選んで届けるというサービス。
事前に回答してもらったアンケート(最近読んだ本・好きな雑誌など)を元に
お客様に喜んでもらいそうな本を選ぶとのことです。
すげーアイディアに
僕は思わず舌包み!
イヤ、舌鼓・・・
このサービス、店主さんがお一人でされているとのことで、
注文に対応しきれず現在は休止中とのこと。
さすがにアルバイトに「君選んどいて!」
なんて言えないですもんね。
僕だったら無難にベストセラーばかり
選んじゃいそう・・・
経験上、書店員にとって一番難しいのは
お客様に「何でもいいからおススメ本を頂戴!」
というお申し出です。
でも僕たち書店の目利きを信じてもらえることは
モチロン嬉しく、矜持を覚えることなので
真剣に、本当に真剣に選ばせていただきます^^
このような難しいお申し出にもきちんと対応し
お客様にご満足していただける店員になるよう
もっともっと精進しなきゃならん!
とお尻の穴を閉めて決意!
書店業界・出版業界は不振だ不振だと
一割打者のコメントのように言われ続けていますが、
上の「一万円選書」など、
アイディアとおもてなしの心で
成功している書店さんも沢山あります。
ネガティブな超えに惑わされることなく、
「ライバルは昨日のお店!昨日よりちょっとでもいい店に」
を日々目標に精進してまいります♪
しかし・・・
雑誌などで「本屋さん特集」をたまに目にしますが
紹介されてる本屋っていつも同じ書店が
似たようなコンセプト(オシャレな本好き垂涎!みたいな)ばかりで面白くない。
「一万円選書」のいわた書店さんをはじめ、
面白い試みや独特の品揃えをしている本屋はたくさんあるので
もっと興味の幅を広げてくれるような記事が増えると嬉しいな
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